はじめに
妻がバイク免許を取ったのは、僕が整備士からIT営業へ転職して、生活に少し余裕が戻ってきた頃だった。 転職して休日の過ごし方が変わった話は、こちらでも書いている。 → [この結果は、表示するには安全でなかったようです。切り替えて、別のことを試してみましょう!]
教習所に通う時点で、ヘルメットやグローブなどの最低限の装備はすでに揃っている。 だからこの日は、物を揃える準備ではなく「初めて公道を走るための安心を整える準備」 を中心に進めた。
初めてのツーリングは、楽しみよりも不安が勝つことがある。 その不安を少しでも減らすために、僕が実際にやったことをまとめておく。
① 家の前で“取り回し”と“発進・停止”の感覚を整える
教習所では広い敷地で練習するけれど、 公道は車も歩行者もいて、周囲の流れに合わせる必要がある。
だからまずは家の前で、こんな練習をした。
- サイドスタンドの上げ下げ
- 車体の取り回し
- 発進と停止の感覚
- 車体の重さに慣れること
たった10分でも、妻の表情が少しずつ柔らかくなっていくのが分かった。 「これなら走れそうかも」と言ってくれたのが嬉しかった。
② インカムの準備|初めての公道は“会話が安心をつくる”
初ツーリングで一番役に立ったのが インカム。
- 車間が広すぎないか
- スピードは大丈夫か
- 曲がるタイミング
- 休憩したいとき
全部声で伝えられるだけで、妻の不安がかなり減った。
「風が気持ちいいね」とインカム越しに聞こえた瞬間、 準備してよかったと思えた。
③ 交通量の少ない“安心ルート”を選ぶ
初めてのツーリングは、距離よりも 安心して走れる道 が大事。
この日は、
- 車が少ない
- 信号が少ない
- 景色が良い
- 休憩しやすい場所がある
そんなルートを選んだ。
CB400SFとレブル250で並んで走る時間は、 ただそれだけで十分だった。
初ツーリングの記録はこちらにまとめている。
→ 妻との初ツーリングで感じたこと|整備士からIT営業へ転職して広がった自由な休日
④ 出発前の軽い点検|整備士として自然に体が動いた
教習所では細かい点検までは教わらない。 だから初めて公道に出る日は、念のため軽く確認した。
- タイヤの空気圧
- チェーンの張り
- ブレーキの感触
- 灯火類の確認
「そんなに見るんだね」と妻は驚いていたけれど、 初めて一緒に走る日は、これくらいはしておきたい。
整備士としての癖が、こういう場面では役に立つ。
⑤ 走るペースは“妻に合わせる”
初めての公道は、景色を楽しむ余裕がないこともある。 だからこの日は、妻のペースに合わせてゆっくり走った。
- 車間を広めに取る
- 無理に追い越さない
- 曲がる前に声で伝える
- 休憩は早めに取る
「後ろから見てくれてるだけで安心する」と言ってくれたのが印象的だった。
おわりに
初めてのツーリングは、特別なイベントではない。 けれど、妻が少し緊張しながらレブルにまたがる姿や、 インカム越しに聞こえる元気な声が、初めてのツーリングを明るい時間にしてくれた。
整備士からIT営業へ転職して、 休日の過ごし方が変わったからこそ生まれた時間。
準備を整えることで、 その時間はもっと穏やかで、もっと楽しいものになる。

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