前回の記事では、整備士からIT営業へ転職して1年3か月経った今のリアルな振り返りをお話ししました。 まだ読んでいない方は、こちらからご覧いただけます。
👉 整備士からIT営業へ転職して1年3か月のリアルな振り返り
整備士として働いていた頃、仕事自体は嫌いではありませんでした。 車が好きで、技術を磨くことにもやりがいを感じていました。
ただ、年齢を重ねるにつれて、 「この働き方をずっと続けていけるのだろうか」 そんな不安が少しずつ大きくなっていきました。
今回は、私が整備士時代に感じていた“将来への不安”について、 正直に書いてみようと思います。
■ 体力的な不安
私は中古車業界の整備士として働いていました。 整備士の仕事はとにかく体力勝負で、大きなタイヤや重い部品を動かすことは日常です。
夏は工場内が40度近くになり、汗が止まらない。 冬は手がかじかんで工具が持てないほど寒い。
20代の頃は気合いで乗り切れていましたが、 「この働き方を50代、60代になっても続けられるのか?」 そう考えると、どうしても不安が消えませんでした。
■ 技術的な不安
車の技術は年々進化しています。 特にメーカー系列のディーラーでしか整備できない機構や安全装置が増えてきました。
民間の整備工場では、 最新の車に対してできる整備が少しずつ減っていく。
「このまま技術が進歩したら、整備士としての価値はどうなるんだろう」 そんな不安が常に頭の片隅にありました。
■ 給料への不安はなかった
給料については、正直なところ不安はありませんでした。 課長職として年収700万円ほどいただいており、 年齢の割にはかなり恵まれていたと思います。
また、昨今の整備士不足もあり、 大手企業であれば給料は上昇傾向にあると感じていました。
ただ、給料が安定していても、 体力的・技術的な不安が消えるわけではありませんでした。
■ クレーム対応の精神的な負担
整備士の仕事は技術だけではなく、接客も含まれます。
常に予約が埋まっていて、走り回るように仕事をしていましたが、 どうしても至らない点が出てしまうことがあります。
理解のあるお客様なら誠心誠意対応すれば伝わります。 しかし、中には“いいがかりレベル”のクレームを言ってくる方もいます。
そういうお客様に限って、対応に数時間かかる。 精神的な負担は大きく、 「このストレスを何年も続けられるのか?」 という不安が積み重なっていきました。
■ 好きな仕事だけど、このままでは未来が描けなかった
整備士の仕事は好きでした。 車も好きだし、技術を磨くことも楽しかった。
でも、 “好き” と “続けられる” は別問題。
体力的な限界、技術の進化、精神的な負担。 どれを取っても、このままでは未来が描けない。
この不安が、 私が転職を考える大きなきっかけになりました。
■ まとめ
整備士という仕事は魅力もやりがいもあります。 ただ、長く続けるには体力・技術・精神面のすべてが求められます。
私はこの不安をきっかけに、 「長く続けられる働き方を選びたい」 「家族との時間を大切にしたい」 そう思い、IT営業への転職を決断しました。
同じように悩んでいる整備士の方がいたら、 一度立ち止まって“将来の働き方”を考えてみるのも大切だと思います。

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